とにかく人を笑顔にしたい(インタビュー : 田中凱 『TUNNEL』)

日時:2019.08.27
取材:小林新、撮影:リチャード、編集:田中凱・山口大地

2018年5月にONOONO第2回公演の演者として参加した田中凱。
彼の第3回公演『TUNNEL』に向けての思いや、普段の日常について聞いてみる。

 

『挑戦』と『笑顔』がイコールで繋がった

–第2回公演「RIGHT NOW」を終え1年程経つけど、何か心に残っていることはありますか?

田中凱:僕はONOONOが活動開始して少ししてから入団しました。中途採用者ですね。そんな僕の最初の活動が、いきなり第2回公演「RIGHT NOW」でした。物作りは大好きなので、やる気満々で稽古に臨みました。ですがそこで「人に観ていただく作品をつくる」事の難しさを痛感しました。

–舞台のプレッシャーって半端ないよね。

田中凱:ぶっちゃけ挫けかけましたよ。アイデア1000個くらい没になったんじゃないかな。なんたって4キロ痩せましたからね!(笑)。

–それくらい最後まで追い込んだ公演だった。

田中凱:同時に自分の未熟さを感じましたね。そこでプレッシャーに負けまいと、稽古開始時から「これは挑戦だ!」と言い聞かせました。メンバーと挑戦的な表現を模索する日々。そして、終演後にお客様の笑顔を見た時、『挑戦』と『笑顔』がイコールで繋がりました。「挑戦するほど人を笑顔にできる。なんてシンプルなんだ!」と。これを実績として残せた「RIGHT NOW」は、僕の人生を変えるほど有意義な舞台となりました。

とにかく人を笑顔にしたい 

–いよいよ第3回公演「TUNNEL」が始まります!

田中凱:はい!いよいよですねー。こうして活動できることが本当にありがたいです。公演を告知すると「楽しみです!」「頑張ってください!」という声援を多くいただきます。

–大変ありがたいことですね。(ペコリ)

田中凱:いや本当に。(ペコリ)

そんな声援を受けて「今の自分のままでお客様の期待に応えられるのか」と、自問する事が増えたんです。まだ挑戦不足なのでは?新しい表現が隠れているのでは?生まれて初めて「1日が24時間以上あったら」と思うようになりました(笑)。ですが、これを考えられるという事は、ある意味で前回よりは成長できているのかな、とも思います。

お客様に成長した僕、成長したONOONOを観ていただきたいです。

–一言意気込みをお願いします!

田中凱:とにかくお客様を笑顔にしたいですね!そんな舞台つくりに挑戦します。アイデア2000個没にする勢いでいきます!!!(笑)。

「水と親しくなる」ことはできる。

–ちょっと固くなってしまったので、ライトな雰囲気にしましょう。凱の日常に迫ります!最近のマイブームはなんですか?

田中凱:プールトレーニングです!

–プールでトレーニングすること?なんでまた?

田中凱:少し前に足を剥離骨折してしまって。リハビリとトレーニングを兼ねてプールでウォーキングをしていました。そのうち歩くのに飽きて思い切って泳いでみたら、もう楽しくて楽しくて。それからというもの、2時間ぶっ通しで泳ぐプールトレーニングにどハマリしてます。

–2時間も!?それはいい効果がありそうですね。

田中凱:筋トレ効果はもちろんですが、もっと面白い発見もありました。

–発見、ですか?

田中凱:はい。表現の解釈です。ダンスをしていると、表現のイメージとして「水と一体になったつもりで」とか「液体の質感を出して」という言い回しをよく聞きます。ずっと水に浸かってると、わかるんです。「体を水にすることなんてできない」って。

–なんだか意外というか、少しネガティブな発見ですね。

田中凱:ただむやみに泳ぐと抵抗がすごいんです。とても疲れます。けど、その抵抗を無くすように泳ぐことはできます。泳法や水の性質を勉強して、水との隔たりを無くす、距離を近づける。すると、不思議と疲れにくくなる。水が協力してくれる。

つまり「水と親しくなる」ことはできる。

–わかるようなわからないような(笑)。

田中凱:「体を水にする」イメージとは歴然たる差があります。これは示唆的で、音楽にも全く同じ事が言えるのではないかと。音とはつまり振動で、人体は一体にはなれずとも、親しい存在となることで、、、

–あ、ちょっと長くなりそうなのでもういいです。

田中凱:あ、ごめんなさい。

最後に 
Image from Gyazo
–最後にお客様へメッセージをどうぞ!

田中凱:第3回公演「TUNNEL」に向け、メンバー一同魂燃やしてます!!
感動と笑顔ある舞台を約束します!是非とも起こしください!